夢中霧中道途中

なにかにどっぶりはまりたい

特効薬

今週月曜日、老犬をシャンプーしたら、翌日から吐きが始まりました。
まだ水曜日まではなんとかなると思っていましたが、行きつけの動物病院の休診日の今日の朝、水も受け付けなくなってしまいました。
飲み水はあちこちに置いてあるのに、入りたがるのはお風呂。お風呂椅子の座面の水や洗面器の水しか飲みたがりません。
最初は、そこがそもそも病気の原因かと疑っていたので、絶対飲ませたくなかったのですが、吐いて水を飲まないのは命取りなので、浴室のドアを開けました。
いつも使わない洗面器に水を入れて様子を見ると、飲んでる!

ほっとしました。

動物用ミルクとかチキンスープとか、日頃の大御馳走も口にしません。

いつもなら決してやらないお菓子の一口(スフレチーズケーキ)をやると、食べます。チキンスープをとった鶏肉も細かくすると少し口にしました。

ググると、老犬のシャンプーは命取りだと書いてありました。
私は、体調を崩している愛犬をシャンプーしてしまったのです。

打ちひしがれて、寝てばかりの愛犬を置いてアルバイトに出かけなければならない事も辛くて、ふと
自分がどれだけ愛犬を愛してるか伝えようと思いました。

撫でて、「本当にあなたのことが大好きだよ。うちに来てくれてありがとう。最高にかっこいいよ。ほんとうにいい子だね」と話しかけました。
目を開けて注意深く聞いているのがわかりました。
どれだけ好きかはどれだけ言っても足りないので、精一杯心を込めて話しました。

ハウスをしないと、何度も部屋を荒らして大変な事になったので、入らないとあなたが危ないから、ハウスしてねと話しかけたら、小屋にハウスしました。

もしかして亡くなっているかもと、4時間後慌てて帰ると、比較的元気にしていました。
まだ、要注意ではあるけれど、午前中よりずいぶん好転していました。
食べ物を貰いに慌てて出てきたので、いつもの愛犬に戻ったようでほっとしました。

タイミングがあっただけなのかも知れないけれど、今回一旦もちなおしたのは、愛を伝えたからだと、直感しました。
愛は唯一無二の薬なんだと…

年末、慌ただしい中、愛犬のみならず自分にも愛を注ぎ、夫も息子も労って、無事に新年を迎えられるよう、頑張ろう!