とりかへばや物語
とりかへばや物語を図書館で借りました。
少年少女古典文学館8巻。
読みやすくて挿絵も写真も解説も付いて、本当に良い本です。
平安時代の大臣の息子と娘が、女の子は活発、男の子はおとなしい人形遊びの好きな子に生まれつきました。
大臣は男の子と女の子を『とりかえばや』取り替えたいなぁと悩みますが、仕方なく生まれつき通り個性通りに育つに任せます。
大臣という立場上、帝に仕えさせなければならなくなり、もう、しょうがないと女の子を若君として出仕させます。男の子も姫として、帝の娘に仕えるのですが…
源氏物語みたいな本かなと読み進めると、意外に女性中心な話で、見目麗しい貴公子があんまりいろんな女性にガツガツしすぎてもてなかったりって所が、私的にすごいツボでした。
貴族以外の庶民の生活は全然違うでしょうが、貴族の女性って本当に大変だったろうなと思いましたよ。
歌を詠んで琴を弾いて、顔を見せないで男をゲット。
女性の実家に通い婚って事は、どのタイミングかで妻の実家に一緒に住み始めるのか、もしくは自分の屋敷に皆を引き取るのか、なんだか不思議ですよね。
昔は寿命も短かったしね。平均30歳ですって。
多分大きくなれる子どもが少なかったんですね。
この本は近世までずっと文学としては認められていなかったようです。倒錯的な内容だからという事のようです。
顔を隠して生きなければいけない貴族の姫が、どうやって世の中を渡って行くか、とても面白い本でした。
愛犬ごはん手作り、頓挫
愛犬手作り食を続けて来ましたが、私が居ないと餌がやれない問題が大きくなり、ドッグフードを買うことになりました。
人間も食べられる物を一回買いましたが、食いつきが悪くて悪くて、仕方なくホームセンターでも買える、出来るだけ内容の良いものを買いました。今までのフードの価格の7倍です。
愛犬が、喜ぶんだよ。
だから、今手作りはジャーキーとクッキーとお腹の悪い時の甘酒。
ちなみに今日作ったおからのクッキーはめちゃ美味しかったです。
老犬息子の部屋に忍び込む
我が家の13歳の愛犬は、開かずの部屋である息子の部屋が大好き。ちなみに息子はいい大人。
彼の鼻には信じられないくらいの匂いの情報があるらしく、床の上に散らばった服だのゴミだのを乗り越えて、ロックオンした「何か」を目指して行く。
ドアの閉め方が甘かったらしく、気がついたら魔窟に沈んでいた。
仕方なく、出入りを禁止されている魔窟のゴミと洗濯物のみを取り出し…終わらないけど、45リットルのゴミ袋2個とプラごみを2袋まとめた。
洗濯物は多分2回分。それでも部屋の入り口で音を上げちゃったわけで、現実は×3くらいあるだろうね。
早く独立してください。
ハローワークにて
スマホからエントリーして、バイトの面接に二つ落ちました。
ハローワークでカードを貰って、エントリーしたいと思って行ったら、自動的に失業保険をもらう事になりました。
すごく親切な女の人に受付して貰った後、ハローワークカードを貰うために男性職員の面接があったんだけど、前職を辞めた経緯から、コテンパンに怒られる事に…
急に仕事が無いからと休みにさせられたり、仕事が無いから帰れと言われたり…という事情を言ったら、
そこで、権利だから帰りませんと言わなければいけない。帰るなら時給の6割の支給をお願いしますと言わなければいけない。
剣を抜いて戦ってはダメだけど、盾は持たなければいけない。
自分の権利をちゃんと認識しなければいけない。
辞める前に来てくれたらアドバイス出来たのに!と言われても、まさかね。
怒ってるのは理不尽な前職の社員に対してと、戦わずして逃げた私に対してでありました。
戦わずしてはちょっと違うんだけどね。疲れ果てたんですよ。理不尽に耐えての3年も4年もは辛いですよ。
という、ダメージが凄かった出来事でございました。
ヨーグルトメーカー
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーを使ってます。40度から65度までの温度設定1度刻みのもの。
機能性ヨーグルトを増やすという、せこい使い方もしていますが、この間甘酒を作ったらものすごく簡単でした。
甘酒は炊飯器の保温でも簡単に出来ます。でも、1時間に一回撹拌したり、出来上がり後の掃除(もう、あっちもこっちもべったべた)がめんどいんです。
こっちは、付属のタッパーに入れて65度4時間にタイマーセットするだけ。
道の駅で買った麹に付いていた作り方は、麹とお湯だけで作る方法。
もち米を炊いて作る方法より断然甘くて、間違いない味です。
愛犬がお腹を壊した時にやりますが、夫が熱中症気味になった時もあげました。
江戸時代は夏の飲み物だった甘酒は、凍った状態でアイスクリーム風味です。
今年は、猛暑(9月まで)らしいですね〜!
甘酒で乗り切れますように!
なかなかムズイ
私、パートを探し始めましたが、アラ還の私には色々ハードルが高いことに気付き始めました。
気づくの遅いよね。
とは言うものの、パワハラ社員が追い出そうと決めてしたハラスメントは、私の心に相当なささくれを作ったようで、あの会社に我慢してい続けた方が良かったか、と言えば、そこは全然無理!
結構意地をはって平気なふりをしていたから、突然キレて辞めたと思っている人もいたり。
いいや。あっちもこっちも傷んでるんだから、無理して元気出すのは止めよう。
だからって、ハラスメント女史の不幸を願うと、思い出さないといけないから、それも嫌だわ。
エアコンを26度に設定して、また普通に元気になるまで、だらけます。
「ゆとりですが何か」の続編、面白かった。
後編も楽しみ。
あのどうにもならない鬱々した感じ、今の私じゃない?